散骨はスピリチュアル

死後の世界については死んでみないと誰にもわからないと思っています。
スピリチュアルという言葉がずいぶん一般的になりましたが、スピリチュアルとは何なのか
ものすごく簡単に言うと『目にみえないもののこと』のことだと思っています。
目に見えないもの、形のないものでもあるのでとらえ方は人それぞれということになります。

一般的に『スピリチュアル』というと、神秘的なこと、占い、霊感など目に見えない世界に
関することについて全般的なことを指しているイメージが強いです。
本来のスピリチュアル(spiritual)とは、「スピリット」(spirit)となるように『魂によって成り立つもの』
とされています。

人が亡くなったら従来はお墓などの墓標に遺骨を納めてきました。
しかし、風の時代になったとよく言われますが人が亡きあとは今後お墓のように墓標があるものでは
なく散骨のように自然に還すといった形のないものに変わっていくのもこれからの風の時代むきでは
ないでしょうか。
形のないものだからこと散骨はスピリチュアル的だといわれるのかもしれません。

2021年から「風の時代」という新しい時代が始まったと言われています。
2023年は準備の年となり、2024年からは本格的に風の時代が展開していくと考えられています。
風の時代以前は「土の時代」で、お金、物質、地位、結婚という形など「目に見える形で豊かになること」
を望む人が多い時代でしたが、「風の時代」のキーワードは、自由、平等、柔軟性、情報、知性、精神性など。
目に見えないものが重要視される時代になるようです。

海洋散骨は形がないからこそ、風の時代にも合い、ご遺族の意向にあわせていろんな形の新しい弔いのカタチ
があっていいのだと思います。

散骨(さんこつ)がスピリチュアルとされる理由は、文化や信仰によって異なりますが、
一般的には以下のような要因が挙げられます。

自然との調和: 散骨は、遺体を大地に還す行為であり、自然との調和を象徴しています。
このプロセスは、死後も生命の一部であるという考え方を強調し、生と死の連続性を感じさせます。

霊的な浄化: 一部の宗教や信仰体系では、散骨が霊的な浄化を象徴していると考えられています。
遺体を土に還すことで、魂が平穏に成仏できると信じられています。

再生と転生への信仰: 散骨は、死後の新たな生命への移行や転生を象徴する行為と見なされることがあります。
新しい命が土によって育まれるように、魂も新たな形で生まれ変わるという信仰が存在します。

地球への感謝と尊重: 散骨は、人間が地球と共存する一環として捉えられることがあります。
遺体を土に返すことで、地球への感謝と尊重が表現され、人間と自然のつながりが強調されます。

家族やコミュニティとの結びつき: 散骨は、故人の遺体を特定の場所に納骨する伝統的な埋葬とは異なり、
広い地域に遺灰をまくことが一般的です。これにより、故人の存在が家族やコミュニティ全体と結びつき、
共有されると考えられています。

これらの理由から、散骨はスピリチュアルな意味合いを持つことがあります。

そもそもスピリチュアルとはどういった意味でしょうか?
「スピリチュアル」は、物質的なものや物理的な現象だけでなく、非物質的な次元や精神的な体験、
魂や意識など、物質的な範疇を超えるものに関連する概念です。
この言葉は、個々の信仰や哲学、宗教的な信念、または個人的な探求において異なる意味合いを持つことが
ありますが、一般的には以下のような特徴が含まれます:

精神的な次元: スピリチュアルな経験や信念は、物理的な次元を超え、精神や魂のレベルに関連しています。これは、宗教的な信仰や超自然的な体験、内面的な成長や洞察を含むことがあります。

意識の拡大: スピリチュアルな探求は、個々の意識の拡大や深化を目指すことがあります。これは、自己認識の向上や人生の意味づけ、他者や自然とのつながりを強化することを意味します。

倫理や道徳: スピリチュアリティはしばしば、善悪や道徳的な原則に焦点を当てます。個々の行動や意思決定が、より高い目的や価値観に基づくものであるかどうかが問われることがあります。

宗教との関連性: スピリチュアリティは宗教と関連していることがありますが、必ずしも同じではありません。一部の人は宗教と結びつかずにスピリチュアルな経験を追求します。

内面的な平和や幸福: スピリチュアルな実践や信仰は、内面的な平和や幸福感を追求する手段と見なされることがあります。これは、物質的な成功だけでなく、心の充実や調和を重視する立場から生まれています。

スピリチュアルな概念は多様であり、文化、宗教、哲学、個々の信念によって異なる解釈やアプローチが存在します。

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