海洋散骨と条例

昔は人生50年と言われてきましたが、実際50を過ぎてみると人生100年だなと感じる
ようになってきました。
コマーシャルなどでも人生100年時代と言われるようになってきましたね。
100歳まで生きるかもしれませんが、介護施設や病院などに入ったまま100年生きるのは
嫌だなと常々思っています。
婚活などという言葉をよく聞くように、「終活」という言葉もよく聞くようになりました。

近年の少子高齢化時代においては周囲に迷惑をかけずに人生を終わるための準備をする「終活」
が広がりを見せています。
「終活」とは、「人生の終わりのための活動」の略です。
人生の総括を行い人生の最期を迎えるにあたっていろいろな準備を行うことを意味する言葉です。

終活は自分が思い立った時から始めていいのです。何歳からがはじめ時というのはありません。
エンディングノートという言葉もよく耳にするようになりましたね。
自分の遺産の相続先や遺品整理の手続きをまとめたり自分の人生観や半生をつづっておくことで
残された人に託すノートです。
実際、私はまだ「終活」をしていませんが、そろそろ漠然とでもしておかなくちゃいけないかなと
思っています。
一番面倒なのはパソコンやスマートフォンの整理です。
残していてまずいものはどんどん削除しておかなきゃいけませんね。
私の友人に年末に大掃除などしなくてもいいほど、家がきれいに整っている人がいます。
常にきれいに保たれているから大掃除をする必要がないのです。
洋服なども1つ増えたら1つ処分するといった感じでミニマリストではないですが、いつもが
ベストな状態が保たれています。
そんな感じだったらエンディングノートなども必要ないくらいなのかなと思ったりもします。

身近な家族が亡くなると、お葬式などをした後、宗派によっても変わりますが、だいたい
四十九日にお墓に納骨をするといったのが一般的ではないでしょうか?
私の母は祖母が亡くなった時に、さびしいから嫌だといって7年遺骨を家においていました。
それについては家族の誰も反対をすることもなく見守っていました。

故人の遺骨をどうするかというのは一番身近にいた人、故人を一番愛していた人が決めたらいいのでは
ないかと思っています。
私は綺麗でいつも通れる海に海洋散骨してほしいなと思っています。
なのでエンディングノートには海洋散骨を希望しますと書いておこうと思っています。

近所のおばあちゃんは93歳で亡くなりましたが、自分で生前どこでお葬式をするかとか全部書いて
いて、その葬儀場に費用も納めてあったんだそうです。
なんて素敵な生き方なんだろうと尊敬しています。
残されたご家族もおばあちゃんの生きざまに感動したでしょうね。
昭和の初期から生きてきた先輩方はそんな風にかっこいい生き方をした方が多いなと感じます。
激動の時代でしたから、その頃と比べると今という時代はなんて平和でありがたいんだろうと
思います。
私もそんな風に今後生きていきたいなと思います。

海洋散骨とは、故人の遺骨を海にまくことを言います。

この行為には様々な感情や信念が結びついていて、一部の地域では合法的かつ規制された方法で
行われています。ただし、多くの場合、地元の法律や規制に従うことが必要です。
以下は、海洋散骨に関連する一般的な法規制についての考え方です。

「許可と申請」多くの地域では、海洋散骨を行うためには地元の自治体や関連する機関からの許可
が必要です。散骨を行う前に、事前に許可を得るための手続きや申請が必要な場合があります。

「指定エリアの制限」一部の地域では、特定の海域や条件でのみ海洋散骨が認められている場合が
あります。これは、環境への潜在的な影響を制御し、他の利用者や航行中の船舶に対する安全性を
確保するための規制とされています。

「使用する物質の制限」生分解性の袋や容器を使用するなど、環境に優しい素材や方法を使用する
よう規制されていることがあります。
これにより、海洋生態系への悪影響を最小限に抑えることが期待されます。

「通知義務」一部の地域では、海洋散骨を行う際には地元の行政機関や海事当局に対して事前に
通知する義務がある場合があります。これは、安全性や環境への影響をモニタリングするための手段となります。

「罰則」法令に違反した場合には罰則が科せられることがあります。
これには罰金や法的な責任が含まれ、規制を守るための強制力となります。

遺族や関係者が海洋散骨を希望する場合は、地元の法律を確認し、法的要件を遵守することが重要です。
海洋散骨が合法であるかどうか、また具体的な規制や条件は地域や国によって異なるため、
地元の法的なガイドラインを順守することが不可欠です。

海洋散骨を希望する場合も条例をきちんと守る業者を調べて安心しておこなうのがベストですね。

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